蝶の国から

日本や海外諸国の蝶を中心に興味深い記事を紹介します。

カラフトルリシジミ

手乗りカラフトルリシジミの撮影とカラフトルリシジミ異常型。

手乗りカラフトルリシジミの撮影とカラフトルリシジミ異常型。 20XX-7-18 (土)曇り のち小雨 寒い 前述のごとく、叩きだし作戦で現れた3頭のうち2頭は触れんばかりに接近、接写しても全く逃げず急速な気温低下のせいで動きが相当鈍くなっているようだ。 試…

カラフトルリシジミの叩きだし撮影

カラフトルリシジミの叩きだし撮影 20XX-7-18 (土)曇り のち小雨 寒い 落石湿原にもどると空はどんぐもり。風が強く吹いたりおさまったり。 風が吹き出すと急速に気温が下がり体感温度もぐんぐん下がる。 カラフトルリシジミはまったく見えない。 ウラジャ…

春国岱のカラフトルリシジミを求めて

春国岱のカラフトルリシジミを求めて 北海道の根室半島北側の付け根に海跡湖である風蓮湖がある。風蓮湖の東端に長さ8Km、最大巾1.3Kmほどの島状の砂州があり、普段は狭い水路で隔てられているため人間は容易に立ち入ることが出来ず、そのため赤エゾマツの森…

落石岬でカラフトルリシジミの探索

落石岬でカラフトルリシジミの探索 20XX-7-17 (金) 晴れ 強風 この日、昼食後1時間ほど落石岬へ行ってみた時のこと。 落石岬の駐車場から木道を25分ほど歩いて落石灯台へ着いた。 途中、戦時中の日本軍の無線送信所跡の建物があった。 落石岬はサカイツツ…

根室半島のカラフトルリシジミの現状と将来

根室半島のカラフトルリシジミの現状と将来 20XX-7-17 (金) 晴れ 強風 この日、朝8:00 根室半島のカラフトルリシジミ撮影に出発。 北見→弟子屈→別海→厚床→根室半島のカラフトルリシジミ生息地 まで 北見から私にすれば超遠距離ドライブ約3時間。 午前11時…

ツルコケモモの花に吸蜜する根室半島のカラフトルリシジミ。

ツルコケモモの花に吸蜜する根室半島のカラフトルリシジミ。 20XX-7-17 (金) 晴れ 強風 根室半島のカラフトルリシジミの主たる食草はコケモモやガンコウランではなくツルコケモモであることが現地同好者たちの詳細な調査で知られており、吸蜜植物としても…

モウセンゴケに捕らえられたカラフトルリシジミ

モウセンゴケに捕らえられたカラフトルリシジミ 北海道、根室半島の高層湿原ではミズゴケ、ツルコケモモのあるところ、決まって モウセンゴケ Drosera rotundifolia が見られます。 モウセンゴケはウツボカズラ、ムシトリスミレなどとならんで有名な食虫植物…

ワタスゲにストローを伸ばすカラフトルリシジミ

ワタスゲにストローを伸ばすカラフトルリシジミ 根室半島の高層湿原ではカラフトルリシジミが最も好む吸蜜植物はピンク色のツルコケモモの小さな花です。 しかし、ツルコケモモは地表近くにあり、普通そのうえを種々の草類が覆うので、カメラで接近しにくく…

根室半島のカラフトルリシジミ  その弐

根室半島のカラフトルリシジミ その弐 2004-7-25(日) 晴れ ここでの撮影は、なかなか難しくなってきたので別のポイントへ移動した。このポイントはやや広い赤エゾマツの樹林のなかで林床が高層湿原風になっている場所だ。 しかし、盛期は過ぎたようでここ…

根室半島のカラフトルリシジミ  その壱

根室半島のカラフトルリシジミ その壱 2004-7-25(日) 晴れ 朝4時に北見市を出発。友人と3名で根室半島のカラフトルリシジミを撮影に出かけた。私、個人的には蝶も釣りもこんなに朝早く出かけることは決してないのだが友人たちはこれが普通なので眠たいけれ…

根室半島のカラフトルリシジミ   Vacciniina optilete daisetsuzana

根室半島のカラフトルリシジミ Vacciniina optilete daisetsuzana 氷河期からの遺存種とされるカラフトルリシジミは北海道では高山帯 (大雪山山系、日高山脈、天塩岳、武利岳、西別岳、斜里岳、武佐岳、知床山系 など ) や 根室半島、野付半島などの低地高層…